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承ジョセSS「不確定性原理」(ガリレオパロ)

2013/06/24

「だーかーら!何で協力してくれないんだよ!」
「それが年上にものを頼む態度か?」
「じゃあ…協力して…ください…?」
「却下だ。」
「完全に言い損じゃねえか!!!」
ただですら苛立っている状況の中で、よくぞここまで人を弄べるなと感心する。
「明後日には大がかりな実験が控えている。他の事に関わっている暇はない。」
そんな抗議の意味を含めての、下からのきつ目の視線を送ってみても、
こちらに見向きもせず、白衣を棚引かせながら、バッサリとそう言い捨ててきた。






事件が起きる度に毎度毎度、この大学の研究室での不毛な言い合いの繰り返しである。
はあ…俺だって本当ならこんな変わり者の力なんて借りたくない。
でも、である。
今回の事件はどう考えても高名な物理学者であるこの男の領域だ。
「オカルト担当」なんて不名誉な渾名が付こうが、構ってはいられない。
俺は絶対に刑事として、いや一人の人間として、真実を突き止めたいだけなんだ。
それなのに…






「シーザー先輩…」
思わず零れたその名前に、目の前の相手がぴくっと反応したのを気配で感じたけど、気のせいか?
「何故その名前が今出てくる。」
反応の有無はさておき、やはり気にはなったらしく、そう問いかけが降ってきた。
「うう、だってアンタ先輩からの依頼は全部聞いてたじゃん………俺と先輩と何が違うんだよー!!!」
そう。元々、この男を「俺の大学の同級生なんだ」と、捜査協力者として紹介してくれたのは、今は栄転したシーザー先輩だった。
先輩とこの男が組んで解決した事件は数知れず。
その武勇伝とも呼ぶべき経歴に、入署したての俺は目を輝かせたものだ。
なのに!俺のこの男の印象、いや好感度は!出会ったその日からして下がる一方だぞ!
そんな感情の昂ぶりから後半部分は大音量で言い募れば、珍しく相手は苦虫を潰した様な顔をしていて。
あれ?何か俺まずい事、言っちゃた?
…ああああ!さらに機嫌降下で、これはますます、いい返事が遠のいちまうじゃねえかー!
自嘲から、ピカピカに磨かれた黒の机に、体全体でその冷たさを感じるまでさらに突っ伏してしまう。

「あんな曲者になられても困る上、殊の外その名前が出るのも腹立たしいものだな…」

「え?」
そんな状況のせいで、急にぽつりと零され、聞きもらしてしまった台詞に、驚いて顔を上げる。
「今、何て…」
「厄介事は早めに摘むに限る。とっとと概要を話せ。」
突然の態度の軟化に、再び固くなる前に!と勢いよく立ち上がれば、座っていた椅子が派手な音を立てて倒れる。
「本当に!本当か!?やったー!空条先生、ありがとう!」






その騒音に対して、神経質そうな横目で見遣るだけで、相変わらず完全にこちらを向こうともしないが、
そんな事はお構いなしに、俺は事件内容を、マシンガントークで一気に話すことにした。




*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
湯川=承太郎、薫=若ジョセフ、草薙=シーザーでガリレオパロ!
シーザーちゃん出てないけど!最終回前にやっておきたかったけど、まさかの当日アップになってしまった…
でもどうしてもこの設定でやりたくて!
やっぱり博士で白衣な承太郎が見たかったし、ドラマ版草薙の女ったらしっぷりがすごいシーザーなんですもん!
しかも、シーザーと承太郎が同級生っていうここだけの設定が意外とおいしくて…
いつも以上に完全に自分得ですみません!
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